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嘘と人形 著者 岩井志麻子

嘘と人形
著者 岩井志麻子


新たな知識を求めてこの本と出逢う。
自伝?と思わせる物語の始まり。
姉の話は実話と思わせる物語。
不思議な感覚に陥ります。
本間切子という名前の姉を題材にしたストーリーです。
不思議世界に生きる姉を題材に岩井志麻子は何を語りたいのか?
姉の自伝でも語りたいのか?
そんな事を思わせる物語。
世界で負け組の男も母子家庭にきたら、勝ち組の王様になる。
女は使い放題にするクズになる。
なかなか面白い見解をお持ちの岩井志麻子先生です。
自伝かと思わせて実はこれは妄想の話であります。
このような物語の書き方が非常にうまい岩井志麻子先生は、独特の世界を持っていると言えるのではないでしょうか?
その独特の世界を、ものの見事に文章として世の中に送り出してくれてます。
その独特の世界の文章を私たち読む側の人間は受け止めることができるのでしょうか?
小説というのはそういうものかもしれません。
そして小説を書く人も、小説を読む人も、必ずしも妄想世界を持っているのかもしれません。
それが幸せの妄想なのか、不幸な妄想なのかは人それぞれです。
ただ誰しも自分自身の人生に納得せずに妄想の世界に生きていると言う時間はあるのではないでしょうか?
全くそーゆー時間を送ったことがないという人も世の中にはいるかもしれません。
おそらくすごく楽しい人生を送っているのではないでしょうか?
それはそれでうらやましいですし、悲しいことかもしれません。
なぜならやはり妄想と言う楽しい世界を味わうことができないからです。
今回は本当の自分を、姉と言う妄想に当て付けて、そして自分と言う空想の世界を作り上げた面白い世界でありました。
この世界をどう受け止めていくか難しい問題ではありますが、誰しも悩みながら生きていると言うことを学ぶことができるのではないでしょうか?
人は苦しみながら生きている、そして人は苦しみながら学んでいる、だからこそ人は成長している。
そんな言葉が思い浮かばれます。
そういう意味ではこの物語に出会うことができてよかったのかもしれません。
世の中そんなに出会うことができない話もあります。
出会うことができない話どころか存在すら知らない話もあります。
私たちはいろいろな言葉に出会うことがあり、いろいろな文章に出会い、そして自分自身の考え方を変えていく、そのために本を読むと言う事は大切な行為だと思います。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

テレビで岩井志麻子を見るたび、私は姉である本間切美を思い出す。生前、姉は芸術家になりたかった。ネットではカルト的な人気があった姉だが、芸術家としては凡庸で素人目でも稚拙とわかる作品は、見る者を不快にさせ不気味で狂気に満ちあふれていた。そして願いは死をもって成就した。切断された姉の首は、彼女の住んでいたマンションの一室で、子供たちに人気のヒョウのぬいぐるみの首にくるまれて転がっていた。この猟奇的な殺され方は、なぜかQ国で起きた「ガオちゃん殺人事件」に酷似していた……。
格差の拡大とグローバル化が生んだ貧困者の恐ろしい魔界を描く新しいミステリー小説!

現代においてもっとも貧しいもの、もっとも恐ろしいものを描く作者の新境地である。(清水良典・文芸評論家)

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