FC2ブログ

植物図鑑

植物図鑑

著者 有川浩

読書2


お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草"恋愛小説。レシピ付き。

ある日家の前で男の子を拾う、どこかで聞いたことあるようなストーリーだが…。

この手の話が女性が好きならであろう。

そして同棲することに。

その同棲する男の子は料理が上手で、女性の胃袋掴んでしまう。

これまた女性が好きそうな物語である。

そういう物語の展開に対して植物が絡んでくる。

知識を得ることができると言う小説である。

以前ある小説家はこう言った、知識を得ることができる小説はとても良い小説であると。

むしろ小説を読んで知識を得るかどうかで良い小説か、悪い小説かの区別ができる。

そこに著者有川浩らしい恋愛物語が絡んでいる。

一緒に同居してるただの友人から、いつどのタイミングで恋人に変わるのかこれは一つの見ものである。

男と女、出会いと別れ、そのタイミングにドラマが存在すると改めて思わせる物語である。

昭和天皇がおっしゃった、
『雑草という名の草はない。すべての草には名前がある』
この世の中に無駄なものはない、すべて意味があるものであると考えさせられる言葉である。

私たちはこの言葉で勇気づけられる。

自分たちの価値観、自分たちの存在価値、そして自然の偉大さを改めて感じて私は今日も歩いていく。


にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

新品価格
¥741から
(2016/9/19 09:35時点)




有川浩氏オススメ作品

ストーリー・セラー

レインツリーの国
スポンサーサイト

よるのふくらみ

よるのふくらみ

著者 窪美澄

読書2


その体温が、凍った心を溶かしていく。29歳のみひろは、同じ商店街で育った幼なじみの圭祐と一緒に暮らして2年になる。もうずっと、セックスをしていない。焦燥感で開いた心の穴に、圭祐の弟の裕太が突然飛び込んできて……。『ふがいない僕は空を見た』の感動再び! オトナ思春期な三人の複雑な気持ちが行き違う、エンタメ界最注目の作家が贈る切ない恋愛長篇。

勧められて読むことにした一冊。

『お願い、して』このセリフをどう受け止めるべきか?

当然、この一言だけではわからない。

このセリフの前にどんな物語が存在しているかが重要であり、その物語からくる、『お願い、して』をどう受け止める?

それに応え、『兄貴やおふくろと』『どんな顔して会えばいいんだおれ』こんなやりとりがある。

そうである、この話は女性1人と男性2人の話である。

そして男性2人の方の話は兄弟である。

その三角関係が繰り出す恋愛物語、それがこの話の醍醐味である。

読み初めて気づいたことは、すぐに本の世界に入り込んだと言うことである。

それぐらいのめり込む1冊だと言うことができる。

途中から本の中に入り込んで事は多々あるが、こんなにも早く世界にのめり込んでいくのはなかなか珍しい、だからこの本はお勧めされても納得のいく小説であった。

3人の思いがだんだんと明確になっていく。

その時の心境がいかに?

兄を裏切った弟、弟の思いを知りながらも奪った兄貴、両方に恋をして本当の気持ちに気づいた1人の女。

本当の気持ちに気づいた2人は早かった、早くアクションを起こした、幸せに向かって。

幸せを手に入れるために別れを選んだ。

しかしその別れに関しては自分で選んだことないのであろうか?

はたまた別れを選んでもらって幸せに導かれたのだろうか?

どう受け止めるかはその人次第である。

そして残された男の葛藤。

自分自身が求めているのは何か?

そして自分自身が逃げる場所どこなのか?

残された道は風俗しかないのか?

風俗に逃げる事しか自分自身を支えることができなかった、そのくらい追い込まれてしまった男。

それが誰なのか、誰がどのポジションに来るのか、この辺がこの小説の1つの楽しみである。

この本を読むことによってどのような心境になるのかはその人それぞれ次第である。

そして改めて考えさせられる、幸せとは何なのか?

面白いのは、3人のうち2人が幸せになって1人が不幸になることである。

これが でこそリアリティーがある。


にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

よるのふくらみ

新品価格
¥1,512から
(2016/8/27 23:21時点)


忍者AdMax

忍者AdMax 忍者AdMax

検索フォーム

プロフィール

ホロコサン

Author:ホロコサン
FC2ブログへようこそ!

広告

広告

広告

amazon

日本ブログ村

楽天

amazon おまかせ

amazon ベストセラー

カテゴリ

フリーエリア

本