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悪意の手記

意の手記

著者 中村文則

読書2


私は人を殺した。そのことが私の人生にこれほどのものをもたらすとは知らずに……。テーマに、現代の青年の心理を克明に描ききった衝撃の問題作。

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

世の中には、幸せな人生を送っている人もいれば、不幸な人生を送っている人もいる。

何を持って幸せと言うかは、人それぞれだが、幸せに感じることができる日々を送っている人もいれば、幸せに感じることができない日々を送っている人たちもこの世にはいる。

そしてこの小説である、意の手記は、読んでいてとても悲しくなってくるし、世の中にはこのように苦しんでる人たちがいると言うことを教えてくれる小説ではなかろうかと思う。

特に悲しく恐ろしく感じたのは、虚無である。

1つ目は、病気が治癒した後に私が感じた、あの虚無は何であったのかということ。

2つ目がKを殺した後に、なぜあの虚無は終わったのかと言うこと。

主人公と思われる滝川雄一郎はTTPという醜い病気になったことからの始まりであった。

を信じて救われるのであろうか、その人間を作ったのではないだろうか、が人間を作ったのであればより完璧な人間を作るべきであったと思うのは子供心かもしれない。

確かに言われてみればその通りかもしれない。

しかしを信じると言う事は奇跡を願うと言うことではなく進行することにより心の逃げ所を作ると言う事かもしれない。

そのため人間は様と言う信仰持ったり、宗教思ったり、心の拠り所を作っている。

それをどのように捉えるかはその人次第であり他人には突っ込むことができない世界である。

親友を殺してそしてその殺したことにより苦しんでいく主人公。

生きるという事は何なのか、そしてなぜ人を殺してはいけないのか、などいろいろな疑問よ課題を与えてくれる小説である。

そして捨てるあれば拾う神あり、などなど考えさせることができる小説でもある。

人は生きていく上で、1人では生きていけない、数々の状況の中助けてくれる人たち。

大学生時代の親友そして、自分を支えてくれて考え方を変えさせて貰った女性など最の自分に光を与えてくれた。

それが幸な、不幸かはその人がどう捉えるかによるが、生きると言うことそして人を殺すということを、再度考えさせられるのではないか?

そして大学を中退して喫茶店で働くことになった時に出会った女店主。

彼女との出会いにより、自分のため込んだ言葉を吐き出すことにより、自分自身も楽になってきた。

そのことにより主人公の考え方にも変化が訪れてくる。

ラストはいろいろなことを連想させてくれると思うけど、どのような思いを受け止めるかは読者の自由である。

現代の社会と言う考えさせる小説である。

今生きていることに感謝をして、明日を迎えようではないか。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?


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神の値段

値段

著者 一色さゆり

読書2


第14回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞、現役学芸員が描く美術ミステリー、ついに文庫化です!

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。
彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で、作品を発表し続けている。
ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手の内から出してくる。
来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ幻の作品だ。
しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。
アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人、無名の居場所、そして今になって作品が運びだされた理由を探るべく、動き出す。
幻の作品に記された番号から無名の意図に気づき、やがて無名が徹底して姿を現さない理由を知る――。

新たな知識を求めてこのと出逢う。

2016年第14回、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作であるこの1冊。

現代アートと、どれくらい向き合ったのだろうか人生において?

私はほとんど向き合ったことがないことが事実。

よって芸術というのがアートにあまり興味がないが、この物語は現代アートに纏わる物語である。

題目である『値段』著者の『一色さゆり』氏がインパクト抜群の言葉をチョイス。

値段??

何、何、何と興味心を掻き立てられる。

私は題目のみで購入に至りましたが、色々な思惑でこのに辿り着いた人はいると思います。

アーティストである川田無名の作り上げる作品を下に、物語が描かれている。

そこに美人で優秀であるギャラリー経営者の永井唯子と、その彼女に誘われて入社した佐和子の2人がどのようにアートと向かい合い、どのように真実を追いかけていくのかがポイントとなる。

普段、美術館に足を運ぶことがあるのかと問われると、私は言葉を濁してしまう。

なぜなら答えは1つである。

美術館には全く行かないからである。

遠く久しく行ってないものである。

正直、飾られている絵画を見ても、興味がわかないのが私の当の気持ち。

だからこそこのを通して、美術と言うものに興味が持てればと思ったが、残念ながらそこまで興味を持つことができなかった。

だからといってこの物語が面白くないわけではない。

ミステリーと言う分野で見たら面白い作品である。

現在厳しい状況に置かれているが、の世界も捨てたもんではないと私は思っている。

しかしの世界も厳しい状況であることには変わりは無い。

だからこそ本を読むことが大切だと思うし、本を読む楽しさをいろんな方に知ってもらいたいと思う。

本を読むことで、本をを書く人を応援する、この気持ちが私は大切だと思う。

私自身本を書く事はないが、書くこともできないが、だからこそ本を購入して、本を読むことにより、本に関わる人たちを応援したいと思っている。

人生、楽しむことにより時間があると思っているし思いたいもんである。

楽しい時間というのは人それぞれだが、本を読むこともそのうちの1つになるし、私自身もなっているし、他の方にもすこしでも、1分でもなってくれれば嬉しいものである。

そしてその方が、1つでも多い笑顔になることが嬉しい限りである。

人は字を読むことができる、生き物である。

そのことを誇りに思って、楽しい人生の時間を送って欲しい。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?




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