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家と庭  畑野智美  読書感想

家と庭
著者 畑野智美
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
忙しい日々が続く。
時間に追われる日々である。
ほのぼのとした時間を追い求めて、朗らかな表紙のこの本と出逢う事になりました。
下北沢の街が舞台。
望君と母親、姉、妹と女性が多い家族構成での人間関係を描く作品。
長女がいきなり帰ってきた。
娘を連れて帰ってきたのである。
理由は、理由がわからないから厄介なのである。
好きだから側に居たくない、好きだからこそ一緒に入れない、そんな事らしい。
母親も女って事。
そして、帰ってきたくなるような空気がそこにはある。
その家には、ある。
長女の旦那は、その空気を怖いと言う。
出来上がりすぎた家族は怖いもんだ。
そこに家族があり、そして実家と言う家族がある、その家族と言うものに憧れる人もいるでしょう。
次女は過去のトラウマに引きずられています。
その次女はトラウマを解消できずに、苦しんでおり、そして家族も同じくトラウマに引っ張られて気をつかってしまいます。
それが家族と言うものであり、血縁と言うものかもしれません。
その家族をうらやましいと思う人もいれば、その家族を鬱陶しいと思う人もいます。
それが現代の世の中なのです。
ただ切る事は簡単に切れますが、暖かい家族を作る事はこの上なく大変なことであります。
3女は生まれ育った街から出ることができないことに、恐れを感じております。
この町で生まれて、この街で育つ、そしてこの街から出ることができない、これが恐怖なのです。
人にはいろいろ悩みがあり、いろいろな苦しみがあります。
そこを1人で解決していくのか、家族とともに解決していくのかはその人次第かもしれません。
そして主人公の望くんは、望みがない事に苦しんでいます。
人生を生きる上で一番難しい問題かもしれません。
何のために、何を望んで生きるのか?
今回の物語を通して、家族の暖かさを学ぶ事が出来ます。
そして、暖かい家族に改めて気付かされるのではないでしょうか?
孤独という状況が広がっていると、報道で目にします。
報道が全てではありません。
むしろ、報道は珍しい事柄を取り上げるからでしょう。
そんな時代だからこそ、本当に信用できる人と、出来ない人の見極めが大切です。
見極め後に、本当に大切な人にどれだけ感謝出来るのか?を意識した人生を送りたいもんですね。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
家族に、普通なんてない。下北沢で暮らす人々の恋と家族の物語
中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。
海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。
抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。
家族に、普通なんてない。下北沢で暮らす人々の恋と家族の物語

中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。
海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。
抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。

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読書2
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海の見える街

海の見える街

著者 畑野智美

読書2

あらゆる恋愛は、奇跡だ。
2015年、最高恋愛小説は、コレだ!
海の見える市立図書館で司書として働く31歳の本田。十年も片想いだった相手に失恋した七月、一年契約の職員の春香がやってきた。本に興味もなく、周囲とぶつかる彼女に振り回される日々。けれど、海の色と季節の変化とともに彼の日常も変わり始める。注目作家が繊細な筆致で描く、大人のための恋愛小説

変わらない毎日も、愛しい。
でも、誰かと出会って変わっていく毎日も、悪くない。
海の見える市立図書館で働く4人の男女の物語。

これは海の見える街の感想である。

図書館で働いているがある日、ミニスカートの、若い女性が一緒に働くことになった。

今は、昔と違い本の知識は必要ない。

必要なのはPCの知識だけである。

冴えない男を意識してしまう。

それはなぜか?

周りに男の数が少ないからである。

求めてるのは外見ではない。

男らしさでもない。

安心である。

このような男を求めてると言うのは、いわゆる草食系の男求めていると言うことなのであろうか?

人はそれぞれ悩みを抱えている。

その悩みを打ち明けずに付き合うことができるのであろうか?

打ち明けて付き合える相手が本当の友達である。

そしてこの小説は恋愛と友情の影をちらつかせている。

過去の恋愛体験など、いかにも女性同士の友情が表に出てきたそうな感じを受ける。

女性作家だから当然といえば当然か。

これは四人の物語である。

しかし、一番のメインは性格の悪い春香ではなかろうか?

一見、本田君がメインに見えていたが違う感じがする。

日野さん、松田君は明らかに彩る補助であろう。

これば間違いなく恋愛小説

しかも、30代にしっくりくる恋愛小説

若かりし頃と、今を疑似体験出来る。

この小説を通して感じていただきたいのは、人は変われるということではないか?

考え方、生き方など人は変われるのである。

自分が嫌いな自分でも変えることが出来る。

自分の本当の気持ちにいつ気づくのであろうか?

気づいたときにを大事にする。










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消えない月 著者 畑野知美

消えない月
著者 畑野智美


新たな知識を求めてこの本と出逢う。
マッサージ屋で働く女性と、出版社で働く男性の恋愛物語。
久しく彼氏がいない、さくらにフッと彼氏ができた。
さくらは、長野県松本市出身。
地元の信用金庫で働いていたが、年寄りが何を勘違いしたのか、勝手な片思いでまとわりつかれた。
しかも、周りは勘違いさせたさくらが悪いと言う始末。
居場所がなくなったさくらは、東京に出てきて、マッサージ屋で就職。
周りの理解がある方々に助けられ、マッサージ師として一人前になる途中に一人の男性と恋に落ちる。
その男性は、大手出版社と語っていたが、実は中堅のさらに、パチンコ雑誌の編集者。
さくらが好きすぎるのか、嫉妬に嫉妬を同居している。
他の男と食事さえ許さない始末。
束縛、そしてマザコン、出会ってしまったのが運の尽き、何故こんな男に。
そして、この男は、何故、ここまで勘違いが出来るのか?
不思議でたまらない。
恐ろしい世界を描く、著者畑野知美氏。
よく、こんなワールドが思いついたもんだ。
LINEも含め、完全にストーカーになってしまった元彼。
自分の非を認めない元彼。
悪いのは、彼女の方だ。
だから、やり直せる。
だから、つきまとう。
こんな怖い思いをしなければならない理由はない。
何故、怖い思いをしなければならないの?
これがストーカーの世界。
その世界を小説で体験できます。
むしろ、小説だけでいいのです。
元彼は最悪の手段をとった。
リベンジポルノである。
マッサージ屋のホームページにリベンジポルノの写真を載せ、彼女を追い込んだ。
読むのが辛い。
切なくなってきます。
しかし、そこに物語がある以上、活字を追いかけます。
私の中の葛藤?
辛いでも、先が気になる。
しかし、救いの手が入ります。
どーしようない、ストーカーにも、理由があるのです。
理由は母親。
女性へのコンプレックスは母親からくるものなのか?
都合が悪くなれば関係を切れば良いとの事です。
冷たさが残る人生。
歪んだ人生、歪んだ人感覚、歪んだ考え方。
全てが歪んでいる。
こんな人もいるでしょう。
他人に迷惑かけない自己中心的な考え方は良いでしょう。
しかし、迷惑かけるようであれば問題でしょう。
結局、さくらを殺してしまうのですが、久々体験しましたバッドエンドの物語です。
私はバッドエンドは好きですが、最近はハッピーエンドでなければクレームが生じ、面白みがなくなってます。
世の中には、色々な考え方があり、理不尽な事が多々あります。
だからこそ、バッドエンドも、受け入れる必要があるのでは、ないでしょうか?
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

どうすれば、気持ちが伝わるのだろう? 出会ったことは、運命だったのか? この感情は、恋なのか、ストーカーなのか――。なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。どうして、松原さんは、別れてくれないの。婚約までした二人の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない――。緊張感に満ちた文体で、加害者と被害者、ふたつの視点から「ストーカー」を描いた価値観を揺さぶる衝撃作。本から顔を上げた時、あなたは「愛」を信じられなくなる。

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