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マリアージュ・マリアージュ

マリアージュ・マリアージュ
著者 金原ひとみ
読書2
キスをして抱きしめられ、初めて普通の状態になれたあの頃。今の私は年下の彼に、昔の自分を重ねてしまう(「試着室」)。私の性を抑圧し続けてきた、私に対して1ミリも動かなくなった彼の性器に、今、私は復讐をした(「ポラロイド」)。他の男と寝て、気づく。私はただ唯一夫と愛し合いたかった(「献身」)。幸福も不幸も与え、男と女を変え得る愛と結婚の、後先を巡る六つの短篇。
ふと目に止まったのは金原ひとみと言う著者の名前である。
金原ひとみと言えばいまどきのギャル風な出で立ちである。
旬のギャルがかきたてる小説というのがどういうものかに興味を持ち手を伸ばしてしまい出逢ってしまう。
今回はどのような恋愛ものを書いてくるんだろうか?
今回はどのような愛を見せてくれるのであろうか?
とても楽しみである。
まずは年下の彼である。
私は旦那と子供をうしなった、そして年下の彼氏と次なる人生を歩んでいるが離婚の事は内緒にしていた。
その離婚に気づいた年下の彼氏がどのような反応示すのか、そして世の中とはそういうものだということを教えてくれる小説である。
人生とは厳しいものである、いちど不信感を抱いいたら人間はその不信感をかき消すことは難しい。
特に日本人とはそういう生き物である。
欧米の人は違うかもしれない、人間とは失敗するも生き物である、その失敗をどうクリアするかが欧米の考え方かもしれない。
試着室という短編集で感じたこと。
次なる話は青山である。
バイトで働いている彼が人妻に恋をしている。
その人妻は旦那とうまくいってないと思っていたが、人妻と旦那の間には自分の知らない世界があると言うことに気づいてしまった若い男の話である。
家庭があると言う事はそこに他人ではわからない世界があると言うことである。
その世界を手に入れるために人は恋をするのかなって思う。
(好きになった人には他に相手がいる、こんな事はたくさんある。)
ポラロイド、近親相姦のおもいでのはなしである。
小さい頃の思い出?同じ境遇を過ごした2人だからこそ分かり合える愛を金原ひとみは描いた。
仮装、これはシングルファーザーを、描いた物語だが父親がいかに子育てに参加してないかを描かれた小説である。
著者、金原ひとみから見た世の中な旦那像であろう。
そして失って初めて気付く大切なもの。
失う前に気づいて欲しい。という温かいメッセージとして受け取ろう。
婚前、子供ができない私だが、未来の旦那と従姉妹の関係を疑ってしまう。
私の知らない時間がそこにはある。
マリッジブルーなのか?それとも・・・。
想像が悪い方へ私を連れて行く。
(まるで最悪のデートのように。)
献身は不倫がメインの話である。
男は本当は女の事を分かっている。
モテる男は女の気持ちを、考えを読んでいる。
いや、理解しているのである。
男は?
というのが気になるが、多分、男も女もないのではないか?
そこにあるのは、モテるか、モテないかだと思う。
金原ひとみの物語は、暗いというか、悲しい話が多い。
だから共感を呼ぶのであろう。
幸せな話に共感はうまない。
人間とはそーゆー生き物だ。
悲しい話に共感を生む。
人間とはそーゆー生き物だ。









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クラウドガール 金原ひとみ 感想 姉妹はどうなる?

クラウドガール
著者 金原ひとみ
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
金原ひとみ氏と言えば、真っ先に『蛇とピアス』が思い浮かばれます。
それから、何年がたつのでしょう。
そう思いながらも、この本を手に取り、金原ひとみ氏の世界をのぞいて見ましょう。
これは、姉妹の2人の物語。
しっかり者の姉と、自由奔放な妹。
2人の人生を追いかけていく。
妹は、浮気性の彼氏との人間関係と、姉との人間関係
姉は、彼氏との人間関係、妹との人間関係
更には、姉妹共々に関わる既婚者の男性。
これがいかに、交差して、どのような人間関係の物語に発展していくのか?楽しみ。
キーポイントとなるのは、母親。
いるはずの父親。
母親の自殺をキッカケに何かが壊れた姉妹
母親の自殺を目撃した事による真実がアヤフヤになる。
その苦い過去を引きずりながら、2人の姉妹は一生懸命生きていく。
この物語はフワフワしている。
親の愛情を感じる事ができず、母親の自殺を目撃、生きているはずの父親まで死人と、どんでん返し感がある作品でした。
まぁ、金原ひとみ氏らしい話と言えば、話です。
若い女の子が人生を彷徨いながら必死に生きていく姿を描くのは。
金原ひとみイメージの作品でした。
女性ならではの悩みを抱え、女性ならではの葛藤のなか、女性として生きていく事の大変さを思い知る事ができるのです。
若い女の子は、妹の自由奔放さに憧れるでしょう。
好きな時に学校行って、普段は彼氏と一緒。
時間も余ってるし、金もある。
こんな幸せな事はない。
若気の至りといいますか、時間があり、お金があれば時間を有意義に使え幸せです。
この物語を通して学べる事は、疑心暗鬼のまま、ほったらかしにしない事です。
会話をする、疑問に思っている事を聞く、知ったかぶりをしない。
非常に日常に役立つ事だと思います。
インターネットの普及により、知ってるつもり、知ったかぶりが増えています。
そんな状況の中、疑心暗鬼での人間関係だと、この物語のように崩れてしまうと学ぶ事ができます。
これは、非常に大切な事で、人間関係の崩れが精神バランスを崩し、辛い状況に陥ります。
明るい人生、笑顔の多い人生を送りたいと考えるのであれば、恥を覚悟に聞いてみるという事は大切です。
明るい未来へ、笑顔の絶えない社会へ、学ぶ事はたくさんあると、考えさせられる一冊でした。
姉妹にしか分かりえない、濃密な共感と狂おしいほどの反感――。
刹那にリアルを感じる美しい妹・杏と、規律正しく行動する聡明で堅実な姉の理有。
二人が「共有」する家族をめぐる「秘密」とは?
スピード感と才気あふれる筆致がもたらす衝撃のラスト!
芥川賞受賞作『蛇にピアス』から14年。
初の新聞連載小説にして、デビュー作以来の高揚感をもって書かれた、新たな代表作。

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