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愛に似たもの

愛に似たもの

著者 唯川恵

読書2


羨望嫉妬優越感・・・・・誰もが認めたくない感情に足元をすくわれ、“不幸”へと落ちていく8人の女たち。人間の愚かさやズルさをストレートにテーマにしたブラックな短編集。身につまされます!

愛とは何?

恋とは何?

愛とは心という字が真ん中にある。

恋とは心の字が下にある。

そこが違うと世間は言う。

そんな事にどんな意味があるのだろうか?

日本語は多彩な表現方法がある。

色々な伝え方があるのは、日本人が表現の仕方が下手であり、言葉でしか伝える事が出来ないというか、言葉で伝える事が逆に上手なのかもしれない。

そんな考えをしながら、唯川恵氏の世界に入り込んでいく。

最初の話は『真珠の雫』である。

女3人、母親に姉妹。

母親は、男に騙されるような女、姉は見た目も母親にそっくりでパッとしない。

妹は美人で欲深い女。

姉妹は父親が違う。

だから正反対の姉妹が誕生した。

夜の世界で成り上がる妹、成り上がる為に男を利用するが、その男を寝取るのが姉?

真面目なはずの姉が・・・。

母親と姉をいいように利用していたはずだが、利用されていたのは妹の私?

OLの話が多い、唯川恵氏としては、夜の世界を主人公に描く事が珍しく写ってしまった。

私だけかもしれないが。

次の話は『つまづく』成功した女性が、便利の良い若い男に母性を寄せる話。

性的関係があるわけではない。

しかし、ほっとけない。

母親が息子に想いを寄せる感情だろう。

しかし、想いを寄せすぎるあまり、道を外してしまう。

ようはつまづくのである。

人は恋愛だけではない。

恋愛感情抜きにして守りたいものがある。

次は『ロールモデル』。過去は友達の意見を参考にしていた。

しかしその友達も弱気になり今私の意見を参考にしている。

いついつからか逆転したのであろうか?

そんな優越感に浸っていたが、人生とは辛いものである。

やっぱり最後は戻ってくる。

いつものように戻ってしまう。

人間とは決まった生き物かもしれない。

気持ちの悩み等で多少プレは存在するが、立ち位置はいつも決まっている。

次は『選択』若い頃、付き合ってた彼氏と、結婚条件の良い彼氏。

好きを選択するか、結婚の安定を選択するのか様々だが。

次は『教訓』。

やっと巡り会えた彼、今回の彼だけは手放したくない。

だから過去の教訓をもとに自分自身のアピール。

しかし、それは見栄を張っている自分で本当の自分ではない。

次は『約束』仕事仲間だが、体を壊している女性の旦那を奪った。

そして、娘を授かるが、大きくなった娘が放った一言とは?

驚愕の言葉。

冷たさが襲ってくる。

次は『ライムがしみる』信じた男に騙される、そして、騙される男はママと同じ。

運命かな?

そして『帰郷』変わり果てた私を見てどう思う?

そして、私は幸せ?

幸せっていったい?

この本をつうじて、様々な人生に出会える事が出来る。

私はその人生に出会いどう化学反応するか楽しみだ、私自身の化学反応。

一回り大きくなれたかなっと思うが・・・、実際はどうかな?

でも、笑顔で終われる人生を追いかけたい。


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シフォンの風

シフォンの風

著者 唯川恵

読書2


OL3年目、邦夫という申し分のない恋人もいて、将来に不安のない佐和。ところが二人で行った店で、かつて愛し合った暁と再会したことから、彼女の心は揺れる。彼らは同級生だったのだ…!

寒い日々が続く今日この頃、室内に入ると暖かい、いや、むしろ暑いと感じる。

この温度ギャップは体に毒だと思いもあるが外は寒い。

よし、珈琲を頂く事に店に入ろうと、私が向かったのは、スタバことスターバックス殿である。

(いつもいつもすいません)

そう感謝しながら、この暖かい空間で、本日の珈琲を頂きながら、唯川恵氏の世界に入っていく。

主人公、佐和の友達が結婚する。

仕事に生きると宣言した友達が1番最初に結婚。

だから仲間内で集まることに、しかし、そこに1つの壁がある。

その仲間内の1人は過去に私から彼氏を寝とった友達がいる。

でもそれは過去の話。

もう3年が経つ。

主人公、佐和はその友達とどのような顔で、どのような態度で接する?

そして、私が同じ立場なら?

あなたが同じ立場なら?

空想が空想を呼び新たな世界を創り出している。

現在の彼は真面目でいい人で結婚相手としては申し分ない。

その彼が元彼と昔からの友達?

小説ならではの展開、だから小説の世界、いや、唯川恵氏の世界は面白い。

会社の友達が不倫?

彼氏が年下の女とキス?

歯痒い人間関係を前面に持ってくる唯川ワールド。

ドキドキする。

こうなってほしいという私の思いと、私の想像を裏切ってほしいという願望。

なるようにしかならない、そしてこの物語は私にどのように、何を与えてくれたのだろうか?

選択、私を信用しない彼、私を信じてくれる元彼、果たしてチョイスは?

どちらも選ばないヒロイン、なんて唯川恵氏らしい、チョイス。

ハッピーエンドにたどり着かないところもまた、唯川恵氏らしい展開。

唯川恵氏は、女性に強くなってほしいのではないか、そんなことを感じ取れる。

もしかしたら、唯川恵氏自身が強くなりたいから?

なんて想像まで広がる。

1つ言えるのは、楽しい時間を与えてくれたということ。

この本に。そして唯川恵氏に。

感謝。



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別れの言葉を私から

別れの言葉を私から

著者 唯川恵

読書2


人生で出会う、いくつもの別れのために、そして新しい出会いのために―。恋、仕事、友情―さまざまな場面で迷い、悩み、傷つく女性たちに贈る、等身大の物語。

寒い季節の中、私は本との出逢いを求め、本屋をブラリ散歩

街中では、恋人達が楽しそうに歩いている。

幸せそうな笑顔で歩く、彼、彼女らを見てると平和な気分になり、こちらも楽しい気分になってくる。

そんな気分で本屋に着いたら、何故か唯川恵氏の本が目についた。

しかも、別れの言葉を私から

なんで?

さっきまでの気分は?

返して、さっきまでの気分(笑)なんて、思ったけど、とりあえず読んでみよう。

そして私はコーヒーの飲める所、スタバことスターバックスに足を運び、いつものように、いつものコーヒーを頂く。

ブラックで!

今日は一段と苦味がある気がする。

でも、これが良い。

そんな思いの中、私は唯川恵氏の創る世界に入っていく。

三角関係である。

親友に彼氏をとられた女子の話。

親友を好きになった、両方好き、どっちか選べない、だから2人とも別れる。

しかし、後で事実発覚。

親友とは別れてなかった。

別れたのは私だけ。

別れ方がズルい。

だから怨みが出る。

まぁそんな所だが、親友とも、彼氏とも別れて正解であることは間違いない。

どんなに好きだったとしても、自分のことしか考えられない彼氏、親友は、恋愛以外も自分のことしか考えられない生き物。

男とも、友達ともこっちから願い下げ。

次は仲間。

サークルで仲良かったメンバー毎年2回は集まるという話。

最初は順調だったが、歳を重ねるにつれて、だんだん集まりが悪くなる。

人それぞれ、それなりの用事があるから仕方がない。

誰しもそう思っていることだろう、だって誰しも経験していることかもしれない。

昔の友達を大切にすることは大事な事だが、新しい環境、人間関係を受け入れてないという事でもある。

今自分が置かれた環境を大切に。

さて、次は遠距離恋愛である。

遠距離恋愛になりたての頃は、一生懸命に連絡を取り合ってたが、時間が経つにつれて、噛み合わなくなってくる。

それは距離のせい?

何かのせいにしているうちは、何かのせいにを探す事になるだろう。

それは、あなたにとって、運命の人ではなかったという事だ。

長すぎた春、私は彼のことしか知らない。

だから比較の対象がなかった。

しかし世の中、社会に出てみれば比較対象が必ず存在する。

比較対象した時に人は初めて気づくのである。

強くなりたい。

断れる女性、別れを告げることができる女性に。

唯川恵氏がそんな女性なのだろうか?

そんな女性に憧れているのだろうか?


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だんだんあなたが遠くなる

だんだんあなたが遠くなる

著者 唯川恵

読書2


半年前、23歳の萩はすべてを捨てた。裏切られた恋も、空虚なOL生活も。園芸店での仕事を見つけ、新しい恋人、要司と付き合い始めた萩の前に、同郷の親友いづみが現れる。萩と要司は、不倫の末に妊娠した彼女の力になろうとするのだが、三人の関係は次第に変化して―。恋のため、友情のため、そして何より自分を好きでいるために、萩が下した決断とは。切ないほどまっすぐな恋愛小説。

寒さがひかない今日この頃、そんな寒さの中私は暖房のかかった部屋で読書をしている。

いやむしろ読書と言う時間をありがたいことに与えてもらっている。

本を読むと言うこと、言葉と言うものに出会うこと、活字と言うものも出会い、私は恵まれたことにいろいろな出会いを与えられていると思うようにしている。

今回は唯川恵氏のだんだんあなたが遠くなると言う小説と向き合っている。

そしてその中で1番最初の話が空にいちばん近い場所である。

空を眺めることが好きである。

向かいのマンションの屋上から見える空が気持ち良さそうだから条件の悪いアパートに住むと言う女の子。

こんな風変わりな女の子の話である。

希望に満ちた社会にチャレンジしたが、第2の社会人生活を送る事に。

ファーストチャレンジでは人も物も何もかも全てを手にしたくてたまらなかった。

抱えられないほど手にしても、もっともっと欲しくなる、欲求が止まらない。

だけどこんな思いをしたくない、2度と。

だから何もいらない、何も執着しないと決めて時間を過ごす。

そんな生き方にあこがれをもった、主人公の萩。

色々な生き方がある中で、人は皆、納得して人生を送っているのかなと考えると、納得した人生を送っている人は少ないのではないかと思う。

そして、料理上手な彼、要司と、不倫で妊娠した昔の親友、いずみ。

この3人の人間関係はいかにって所だけど・・・。

でも本当に女って、料理上手な男を彼にしたがる。

料理をしたくないのか、はたまた美味しい料理を食べたいのか、はたまたどちらともなのか(笑)。

不倫で身籠った友達のいずみを2人で励ましていく。

その中で、萩に葛藤が生まれてくる。

私の知らない彼(要司)を友達のいずみから教えてもらう事に。

改めて気づく、萩は彼の事を知らなかった事に。

でも、友達は大事、彼を信じている、でも、私の知らない彼が現れてくる、親友のいずみを通して。

よくある三角関係に発展?

勝つのは弱い女?

残るのは強く見られる女、本当は弱いのに?

そして、萩は気づいてしまう。

変わってしまったことを。

以前とは違う事を。

大好きだから、感謝してるから、あなたを振るの。

愛してるから、別れを告げる。

これが、あなたにできる唯一の恩返しだから。

誰と誰が付き合って、誰と誰が別れたという事は結果論でしかない。

誰と出逢い、どのように変わり、どのような生き方をするようになったか?

人間は前を見て歩いていく生き物である、改めて考えさせられる一冊。


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