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新宿夜想曲

新宿夜想曲

著者 村中豊

読書2


「不良っぽい魅力をそのままにして、情感豊かに一歩、文学へと足を踏み出した」と、筒井康隆氏からの推薦を受けた「眉月」「月光」「金魚鉢」「指輪」「提燈」の5作品を収録。主人公たちの日常が、人生の画帖として絡み合った連作小説集。

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

これは、どうやら短編集のようだ。

まずは、『眉月』

これはキャバクラで働くボーイの話である。

キャバクラと言うところがあまりわからないが、表舞台と違い裏舞台は厳しい状況のようだ。

思ったほど給料も高くなく、厳しい人間関係などが描かれている。

本当か嘘かはわからないが、このような環境の店と言うのは多いのではないかと想定はつく。

人は知らない世界に軽蔑をする生き物だ。

しかし、そこで知らない世界に一歩踏み出し知ることのできる勇気のある人間は成功する人間になる。

なぜなら、選ぶ権利があるからである。

その選ぶ権利を持つためにも選択肢を増やさなければならない、だからこそいろんなことを知るべきであると思う。

次は『月光』

まさに、青春。

こんな青春時代があった人間もいれば、こういう選青春時代がなかった人間もいる。

気持ちを伝えたいが、なかなか気持ちを伝えることができない。

だけどほっとくことができない。

これが幼さであり、また青春の良いところだと思う。

大人になるとどうしても計算してしまう。

どのような判断を下したらよいか、どのような言葉を声かけたら良いかをどうしても計算してしまう。

計算せずに自分の気持ちに正直に行動する、これが青春時代の良いところだ。

取り返しがつかない人もいれば、今からの人たちもいるだろう。

青春とは年齢でするものではなく自分自身の心、気持ちのするものである。

次は『金魚鉢』

この人は自分のことしか見えない人なのだ。

こんな人は多いだろう。

まさにだめな男に低かった女の物語である。

女が悪いわけではなく、悪いのは男であるが、その悪い男のそ
ばにいつまでもいる女も悪い。

そういった教訓が得ることができる小説の物語ではないかと思う。

最初は優しくしてくれた、最初は大切にしてくれた、しかしだんだんと態度が雑になっていく。

最後には体さえ繋がっていれば気持ちが繋がってると言う勘違いまで生まれてしまっている。

でも考え方によっては、そのことに気づいてよかったと言う風な捉え方もできる。

気づかずにいつまでもズルズルとした関係を続けているのも酷なものであり、自分自身を不幸にしていると思う。

しかし世の中にはそれを幸せと言う感じですがいるから一概には言えない。

次は「指輪」である。

これはどこかの飲み屋かなと思わせるような話の展開である
しかもゲイバーでの話である。

しかしこれは読んでいくと奥が深い話である。

自分の身近な人を幸せにしたいと言う思いを持った男の話である。

こういった男性がいるのか増えていけば世の中が明るくなり幸せになると思う。

続いては「提灯」である。

戦後このような時代もあったのだなぁと思わせてくれるストーリー。

10人いれば10人の物語がある、100人いれば100人の物語がある、1億人いれば1億人の物語がある、これが人生と言うものである。

あなたの物語は?

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あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?


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