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姥捨て山繁盛記  太田俊明  読書感想

姥捨て山繁盛記
著者 太田俊明
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
題名見て驚きました?
私も驚きました、姥捨山ですよ、『姥捨山』。
なんて物騒なお名前。
逆に興味あり、そんな思いから手に取り読書の時間に入ります。
物語は認知症になり始めた年配者男性が田舎にいき、姥捨山を見て人生観が変わり、生きる気力を取り戻すと言う物語。
認知症、自分で自覚できたからまだ良かったが、自覚ないまま認知症になったら・・・。
人様に迷惑かける辛さ。
そして、ホームへ。
しかし、そこで見た姥捨山が実は理想郷
その姥捨山は、ダムで沈むはずの村。
反対派が残って村の存続を。
その頑張りが素晴らしい事、素晴らしい事。
こんな村になるのだ、こんな村なんだ、これを自分達で。
人間誰しも、秘密基地があれば嬉しいのではないでしょうか?
私だけの秘密基地
辛い時に、フト休む事ができる秘密基地
秘密基地は探すものだと思ってた今日この頃。
でも、本当は秘密基地は作るモノ。
なんて考えから秘密基地たる姥捨山の構築に参加。
多数のダム建設賛成側と、少数のダム建設反対側にて駆け引きが始まり攻防が激化。
多数のダム建設賛成側には、当然国からのマネーが転がり込んでくる。
お金を取るか、生まれ育った土地をとるか、と言うテーマでもあり、公共工事に翻弄される人々、そこにはいろいろなテーマがあります。
一時期はコンクリートから人へと言う、政治見解もありましたが、最近はコンクリートから人への流れにより建設業者が減り、公共工事もしくは震災対策に人手が足りないと言う状況が始まっています。
東北大震災もそうですし熊本大震災も同じであります。
いちにちも早い復興を心から願ってはいますが、まだお迎家の解体もできずに、残されている家もある状況です。
何がいいのかは、わからないと思います。しかしその中でいかに笑顔の多い社会を作っていくかが大切なのではないでしょうか?
今回の作品は姥捨山と言う言葉が含まれた物語ではありますが、そこには理想郷が存在します。
一生懸命人生生きていく上で理想郷と言うのはなかなか巡り会えるものではありません。
私たちが歳を置いていく上で、このような理想郷を探したいものだと私は思います。
ただしその理想郷が、社会に貢献するような理想郷であって欲しいとは心から願いますが…。
自分の考え方1つで、世の中は変わるのです。
そう信じて生きていきましょう。
あなたにはどんな1行の届き、どんな言葉が残りましたか?
俺の人生はやり直せる。この奇跡の村でなら――
日本一のワイナリーにジャム工房、モネの絵のような睡蓮の庭……この谷をダムの底に沈めてはならない。ここには人を活かし幸せにする何かがある。
辻原登氏、髙樹のぶ子氏、伊集院静氏の選考委員一致で受賞が決まった第8回日経小説大賞受賞作!

日経小説大賞(日本経済新聞社・日本経済新聞出版社共催)で、昨年の第8回受賞作に選ばれたのは、「再出発」の物語。別れ、老い、病、失業、失恋、若き日の挫折……一度は希望をなくし、何かをあきらめてしまった人が希望を得て「再出発」をはかる時に欠かせないもの。それは、自分が社会に活かされているという充実感、そして自分を受け入れてくれる仲間の存在。
第二の人生を見つける人たちの物語と、限界集落という「あきらめ」の中で新たに生まれ変わろうとする山あいの小さな村の物語がシンクロし、「あきらめ」と「嫉妬」が支配し閉塞感が漂う日本という国の希望まで見通す物語となっている。

<あらすじ>
山梨県北部の山あいの過疎の村が舞台。大水害に見舞われたことを受けて半世紀前に計画されたダム建設は中断しているが、ダムに沈みゆく土地の移転代替地では補償金を使い、高齢者介護・医療を目玉とする「シニアの郷」計画が進む。若年性認知症と診断された59歳の西澤亮輔は、都内の大手企業を早期退職して「郷」に移住する。自らの終の棲家とする条件に見合った場所だったからだ。しかし、施設はどこか暗く、西澤も老け込むばかりの毎日。
なぜダム建設が計画のまま中断されているのか。それは水没予定地に留まり、ダム建設に反対する1%の人々がいるからだった。その集落は村人から「姥捨て村」と呼ばれ、完全に孤立している。しかし、そこには水害で母や弟妹を失った過去を持つ男が営む「日本一のワイナリー」があるという。のだ。ある日、思い立って西澤が訪ねると、理想郷のような風景が広がっていた。

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