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芦田川 今井絵美子 読書感想

芦田川
著者 今井絵美子
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
芦田川とは、広島県東部を流れる川。
備後地方を代表する河川であり、一級河川である。
広島県福山市周辺が舞台。
貧困生活に嫌気をさしている、姉。
男にだらしない母親。
美人な妹。
この3人を中心に物語は回っていく。
切っても切れないのが、血縁関係。
基本的に血のつながりがあると言う事、家族であるということ、これは一生涯つきまとうことである。
男にだらしない母親の声で、安定した生活を求めた姉。
父親を求めているのか、年上の男を求めているのか、たまたまそういう人が好きなのかはっきりしない妹。
妻を労わりながら、義理の妹に恋心を抱き始めた?義理の兄。
まさに、ドロドロとした人間関係
ついに妹と、義理の兄が結ばれる。
ここで生まれる姉妹間の嫉妬。
姉から旦那を奪いたい、でも自分を育てのは姉であり、患者している。
でも、好きな人は好き。
ここで生まれる葛藤。
姉にはバレてはいけない関係、でも姉から奪いたい旦那。
妹の身勝手だが純粋な気持ちに伴った行動が見受けられる。
さらには、自分が守ってあげなければならないと運命を感じた妻がおりながらも、義理の妹を愛してしまった。
初めての動揺であり、好きで好きでたまらない義理の妹。
官能小説にはならないが、このドロドロ感。
正直私は人間関係のドロドロ感の物語はきらいです。
でも、のまれていく物語。
なぜか、吸い込まれていく物語。
姉にも妹にも子供ができる。
しかも父親は同じ。
父親はさえない男性。
昼ドラに向いてそうな物語?
そんな展開です。
妹は死を選びますが。
性悪女の母親も最後は良い人に?
この物語を通じて、人は歳をとると良いになるという事を学べるといいますか、そんな事もあると知る事ができるのでしょう。
人は悪い生き物です。
人は醜い生き物です。
でも、それでも変わる事ができるのです。
人は成長するのです。
人は良くなる生き物です。
と、いう事を知らなければいけないのかもしれません。
今生きる日本は、失敗を許さない文化です。
だから失敗を恐れる人が多いのです。
しかし、失敗する事は悪い事ではありません。
失敗をするから成長するのです。
成長するから人に優しくなれるのです。
余裕のある生活で、余裕のある人生を送りたい。
そんな思いの方々が、世の中には大勢いると思いますし、私もその1人。
笑顔の溢れる社会作りを夢見て。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
平穏な家庭が音をたてて崩れていく…闖入者は母そして妹。濃密な愛憎小説!

老いてなお「女」でいつづける母・登勢の奔放な性を嫌悪し、実家を飛び出した不器用な姉、千歳。
穏やかなだけが取り柄の凡庸な夫の伸幸とマイホームを構え、子どもにこそ恵まれなかったが、望んでいた人生を手にいれたと信じて疑わなかった。父違いの美しい妹・ユキがある日、転がり込んでくるまでは――高度経済成長期、重工業都市として発展していく福山芦田川河口を舞台に、母と娘の葛藤、男と女の溝、生きることのどうしようもなさを、濃密に描ききった、著者の最初で最後の現代小説!

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