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花酔ひ  著者 村山由佳 



花酔ひ 

著者 村山由佳 

読書2


浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく…。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。

日本の伝統文化である着物にまつわる話である。

恋愛と雑学を絡めることは良い小説の必須条件である。

小説を読み物語を読み知識を得る。

そして葬儀屋の話も絡んでくる。

葬儀屋の仕事はいかにラストを締めくくるのか?

その為に死体をどのように化粧して家族に戻すのか?

まるでおくりびとである。

その二つの夫婦がどのようにまじわっていくのか、どのように絡んでいくのか、胸がチクチクするような物語である。

夫婦スワップといえばそれまでである。

自分がsなのか、mなのか、自分自身は理解しているのだろうか?

いや理解してる人間は少ないだろう。

快楽の先にあるのは何か?

辿り着けるのだろうか?

辿り着いた先には?

たどりついてみたいがたどり着けない。

これが現実である。

小説だから体験できる。

小説ならではの醍醐味である。


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