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ノルウェイの森(下)

ノルウェイの森(下)

著者 村上春樹

読書2


激しくて、物静かで哀しい、100パーセントの恋愛小説!

あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと――。あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。

果たして今自分がいる世界はまともな世界なのであろうか?

それとも隔離されてる世界の方がまともな世界なのであろうか?

自分自身に疑問が生じる。

今私たちの感じている事は正常と言えるのであろうか、もしかしたら正常とは言えないかもしれない。

主人公ワタナベと、異世界で繋がるレイコ、直子にリアル世界で繋がる緑。

ワタナベはどちらを選ぶのか、気になって仕方がない展開である。

そして彼がどのような人生を送っていくのかのめり込んでいくのもこの小説の醍醐味である。

それはいわゆる村上春樹氏の作った世界にどっぷりつかってるという事でもある。

自分が今生きている世界、そして村上春樹氏の作った小説の世界、両方を体験できる私たちは幸せな時代に生まれたのかもしれない。

そして、現在と切り離された世界に少し興味があり、そんな世界を作ってみたいと感じながら、なんだかんだでリアルな今を生きてしまう。

不信感が募る今の世の中で、いかに笑顔になれる事を探して生きていくのかをテーマとして生きている。

不完全な世界での不完全な人間たち、この言葉にはすごく心打たれる。

今生きてる世の中で自分たちが完成された人間だと勘違いした人たちは多い、しかし現実は不完全な人間の集まりである。

だから人は努力をして生きていくし、他の人と支えあって生きていくのである。

いかに自分の世界に閉じこもらずに他人に心を開くのか、心を開く大切さをこの小説を教えてくれている。




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