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夜の桃

夜の桃

著者 石田衣良

読書2


これほどの快楽は、きっとどこか真っ暗な場所に通じている──。成功した仕事、洒落た生活、美しい妻と魅力的な人。全ては玩具にすぎなかった。安逸な日々を謳歌していた雅人が出会った少女のような女。いちずに自分を求めてくる彼女の、秘密の過去を知った時、雅人はすでに底知れぬに陥っていた。禁断の関係ゆえに深まる性を究極まで描き切った、瑞々しくも濃密な小説。

美しい妻がおり、妻とはラブラブであり、不満がないが、30代の女性と言う人がいる、成功者の男である。

そんな男のエロスをこの小説は追い求めてるのかもしれないと感じている。

著者の言葉であるが、『この世界はほとんどルーティンでできていて、それを退屈にするか、素晴らしい冒険にするかは、個人の力に任されている』という文章が出てくる。

まさにその通りだ。

この世の中、自分次第でどうなるかが決まる。

楽しい人生を送るのも、平凡な人生を送るのも自分次第である。

だから、人生は楽しい。

何をもって人生が楽しいというかは人それぞれだが。

だけど、人生はそんなに甘くない。

人間とは突然豹変するものである。

その豹変で人生が変わる人たちがたくさんいる。

しかし人生が不幸になるのはその人の人生の責任でもある。

女は表の顔とウラの顔を持つ。

豹変させないことが全て大切である。

そういう人生を歩んでるのかそして、そういった人生を歩んでもらってるのか考えていかなければならない、この小説を教えてくれている。

しかし最後に出会いがあるように、別れがあるから出会いがあるのである。

人は1人では生きていけない。

誰かと共に生きていく幸せを感じなければならない。

そしてどうしようもない位、見苦しいほどに自分を無様にするような相手と巡り会ったことがあるのか、巡り会った人たちは幸せかもしれないし、不幸かもしれない。

それは体験した人たちが形だけの言葉である。


夜の桃(新潮文庫)




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