FC2ブログ

ヒトラーの試写室 著者 松岡圭祐

ヒトラーの試写室
著者 松岡圭祐


新たな知識を求めてこの本と出逢う。
この物語は、私には合わない。
この小説を読んだ正直な感想である。
ちなみに、松岡圭祐氏の小説は私は好きである。
過去に彼の作品も、「ソウルで逢えたら」、「千里眼の教室」、「探偵の探偵II」、「探偵の探偵」、「万能鑑定士Qの謎解き」、「万能鑑定士Qの探偵譚」、「万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの叫び」、こんな本館を読んできた。
非常に面白い作品を書く、著者だと思う。
しかし人間は好き嫌いがあるものである、このヒトラーの試写室にはどうしても好きになれない物語であった。
この物語が悪いというわけでは無い。
逆にこの物語が好きな人も当然いることであろうと私は思う。
それこそが人と人の個性であると私は思う。
個性はたくさんあるべきだと思う。
この1つのエンターテイメントどのようにして広めるのか、どのようにして受け入れるのかは人それぞれである。
そこで当然、受け入れないと言う解釈も間違ってはないと私は思う。
ではこの作品を書いた松岡氏の物語が面白くないかと言えば、それはまた別の話である。
そして、ナチスドイツとの組み合わせがまた絶妙であることも間違いない。
ヒトラーと言う言葉だけで拒否感を示す人たちは多いのではないでしょうか?
ナチスドイツ、アドルフ・ヒトラーまさに拒否感を示す言葉かもしれません。
それはやはり、ユダヤ人などに対する組織的な大虐殺「ホロコースト」を指導したことでも有名な独裁者であるからである。
ヒトラーは、1933年に大統領による使命を受けて、ドイツ国首相となった。
首相就任後に他政党や党の内外の政敵を弾圧し、そしてドイツ史上かつてないほどの権力を掌握した人物である。
ではこの物語がヒトラーに関係してくるかと言うとそこまで関係する物語ではないような気がする。
なぜ小説の題名がヒトラーの下質なのかが私には理解できなかった。
他の題名でも良いのではないかと私は思う。
この題名である必要性がないのではないかと疑問に思ってしまう。
インパクトが欲しかったのか、はたまたイメージを変えたかったのか、それは私には理解できない。
しかしそこに作者の色があり意図があるのかもしれない。
それはそれで受け止めるべきだと私は思う。
好き嫌いは人それぞれである、だからこそいろんな作品に出会うことができていろんな作品が生まれてくるのである。
次の作品に期待である。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

戦下の日独映画界、衝撃と感動の物語!

1935年、20歳の柴田彰は活動写真の俳優を夢見るが、大工の父親は猛反対し勘当されてしまった。家を飛び出しオーディションを受けるが箸にも棒にもかからずあえなく挫折。だが、人手不足だった日独合作映画「新しき土」の特殊撮影助手の仕事にありつく。主任の円谷英二の情熱に触れるうち彰も仕事にのめり込み映画は見事に完成。ベルリンにも運ばれ、映画で人心の掌握と扇動を狙っていたナチス宣伝大臣ゲッベルスの心に刻み込まれる。日本は41年、ついに太平洋戦争に突入。軍部の要請から戦意高揚をねらった映画「ハワイ・マレー海戦」が製作されることになり彰も特殊撮影で参加。この作品もベルリンに運ばれ、丁度イギリスの権威を失墜させる為に映画「タイタニック」を製作したが、どうしてもクライマックスの沈没シーンが上手く撮影できないことを悩んでいたゲッベルスが目をつけ、彰がドイツに招聘されることになる。環境の違いから撮影は苦戦。日本に残した妻子を想う柴田だったが、ベルリンは戦火に……。意外すぎる歴史秘話に基づく、一気読みと感動必至の傑作エンタメ小説

書評家から熱い賛辞が続々!

「すでに八〇年近く昔の話とはいえ、ネット上に巧妙につくられたフェイクニュースが流布している現在、映像によるプロパガンダは古くて新しい問題だと言える。この物語が単なる歴史を題材にした小説に終わっていないのは、このテーマに今日性があるからだ。」
タカザワケンジ(書評家) (解説より)

「特撮の舞台裏を描くことで戦争の舞台裏を描く、その試みには明らかに「ポスト・トゥルース」に象徴される現代社会の潮流――信じたいものを信じるために、事実に目をつぶる――が反映されている。あるいは、先の大戦を語ることへの過剰な情熱、過剰なフォビア(恐怖症)が渦巻く日本の空気が、ありありと。この小説が二〇一七年の今書かれたことには、意味がある。」
吉田大助(ライター)(「本の旅人」2018年1月号より)

ヒトラーの試写室 (角川文庫)

新品価格
¥864から
(2018/5/29 23:18時点)








にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

忍者AdMax

忍者AdMax 忍者AdMax

検索フォーム

プロフィール

ホロコサン

Author:ホロコサン
FC2ブログへようこそ!

広告

広告

広告

amazon

日本ブログ村

楽天

amazon おまかせ

amazon ベストセラー

カテゴリ

フリーエリア

本