2020May15 1 資本主義の正体 池田信夫 奴隷貿易 労働者 資本家 資本主義の正体 著者 池田信夫 読書感想 書評 資本主義 資本主義の正体 著者 池田信夫 今、マルクスが新たな脚光を浴びつつある。なぜか。それはフランスの経済学者、トマ・ピケティが書いたベストセラー『21世紀の資本』が描く現代の「格差」の姿が、「資本主義がグローバル化するにつれて、富は一部の資本家に集中し、残りの人々は窮乏化する」としたマルクスの予言と重なるものであったからだ。マルクスが思想が、再び説得力をもって甦ってきたのである。実は、マルクスが分配の平...