2019Oct31 0 アンチェルの蝶 遠田潤子 読書感想 母親の送ってきた人生 生活で響く思い出 思い出したくない過去 始まり どのような展開 アンチェルの蝶 著者 遠田潤子 読書感想 アンチェルの蝶著者 遠田潤子大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。奇妙な共同生活の中で次第に心を通わせる二人だったが、藤太には、ほづみの母親・いづみに関する二十五年前の陰惨な記憶があった。少女の来訪をきっかけに、過去と現在の哀しい「真実」が明らかにされていく―。絶望と希望の間で懸命に生きる人間を描く、感動の群像劇。1966年、大阪府生まれ。大阪府在住。関...
2019Oct20 0 廃墟の白墨 著者 遠田潤子 本を読む 読書をしてあなた自身の足跡を残す 新たな知識を求めてこの本と出逢う 廃墟の白墨著者 遠田潤子新たな知識を求めてこの本と出逢う。パン屋さんそして入院している父、隠された謎これは何なのか、それを求めて物語がスタートしていく。父の名は和久井閑、息子の名は和久井ミモザ、そして王国とは何か、ビルに入った時に出会った人たちは?源田三郎、山崎和昭、鵜川繁守、この人たちと父との関係は何であろうか?住居人全てと関係を持つ明石。そして、こどもである白墨。後藤が死んだ、明石が後を追った...